高岡市議会 2022-12-01 令和4年12月定例会(第1日目) 本文
前年度と比較すると、医業収益は改善し医業費用も減少した結果、医業収支は改善し、5年連続の経常利益を計上した。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響で減少した患者数は令和元年度以前の水準には回復していない。
前年度と比較すると、医業収益は改善し医業費用も減少した結果、医業収支は改善し、5年連続の経常利益を計上した。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響で減少した患者数は令和元年度以前の水準には回復していない。
本業の医業収支におきましては、3億8,938万7千円の赤字となったものの、新型コロナウイルス感染症による受診控えの傾向の弱まりから、全身麻酔を含む手術件数や外来患者数の増加等により、前年度に比べますと1億3,526万2千円の収支改善となりました。 また、医業外収支においては、新型コロナウイルス関連の補助金の受入れ等により、全体として黒字決算となったところであります。
昨今の多様な取組により、医業収支・経常収支が改善され、流動比率・当座比率も大幅に増加し、経営状況は上向き傾向にありますが、当年度未処理欠損金が26億2,118万円となっていることから、診療科別の実態把握に努めるなど、引き続き収支を改善する方策を実施していくことが望まれます。
医業費用を差し引いた医業収支では、令和2年度と比べて1億5,000万円の改善となっているところであります。 この医業収支に加えて4月から6月までの新型コロナウイルス感染症病床確保事業費補助金を含む医業外収支、介護老人保健事業収支、デイサービス事業収支を加えた10月までの病院全体の純損益では、令和2年度と比べて3億9百万円の改善となっております。
令和2年度同期の医業収支は7,371万6,000円の赤字であり、上半期の段階では1億7,000万円余りの改善を見ております。下半期には減価償却や賞与引当金等が予定されていることから予断は許されませんが、引き続き町と病院が一丸となって病院経営の健全化に努めてまいります。 次に、コロナ禍における令和3年度の税収見込みについて申し上げます。
本業の医業収支におきましては、新型コロナウイルス感染症による患者数の減少等により、5億2,464万9,000円の赤字となり、前年度に比べますと4億1,016万6,000円の収支悪化となりましたが、医業外収支において病床確保等に係る補助金が計上され、全体として黒字決算となったところであります。
一方、御質問の今後30年の持続可能な医療体制、南砺市立病院将来ビジョンの策定についてでございますが、病院の施設維持のための病棟建設や大型改修等の費用や医業収支等を勘案した経営シュミレートを現行の2病院の維持、どちらかに統合、新病院建設の4つのパターンを想定し、比較・検証を考えており、今現在も作業を続けているところでございます。
この結果、2病院合わせて医業収益は前年と比べて5.9%の減、約2億6,400万円悪化し、医業費用を差し引いた医業収支では、7.5%減の約1億8,600万円の悪化となります。 決算においては、国からの補助金等の支援もあり、市民病院では若干の赤字、中央病院では黒字を見込んでいて、2病院と統括事業を合わせた病院事業会計は黒字を維持できるものと見込んでおります。
病院の経営全体を見る指標、経常収支比率、令和元年98.5%、本業での収支を見る医業収支比率、令和元年98.9%、いずれも100%が損益の分岐点であります。 以上のとおり、令和元年度まではほぼ計画、計画というか、目標とされておりますが、目標どおりに実績が出ております。誠にすばらしい努力のたまものと敬意を表します。 それで、病院長に質問します。
具体的には、本年4月から7月までの4か月間の医業収益は25億3,000万円余りであり、前年度比14億3,000万円余り(約36%)の減、医業費用は30億7,000万円余りで、前年度比3億7,000万円余り(約11%)の減となっており、差引き医業収支につきましては、前年度から10億5,000万円余り悪化しているという状況でございます。
本業の医業収支におきましては、1億1,448万3,000円の赤字ではありましたが、患者1人当たりの診療単価の増加や、患者数、手術件数の増加等により、前年度に比べますと4億288万5,000円の収支改善となっております。市民病院においては、依然として外来診療棟等増改築事業の減価償却費が収支に影響しておりますが、事業活動における収益性の面では大きく前進しているという印象であります。
現状は、医業収支比率が下がり収支が悪化していることに加えて、流動比率・当座比率がさらに低下しています。数年来実施してきた医療器械や医療情報システムの整備に伴い、保守点検などの委託費や減価償却費等の負担も過重になっています。
このため、収益と支出の差引きである医業収支の状況を前年同月と比較しますと、本年4月分で2億7,000万円余りの減、5月分で4億円余りの減となり、病院事業会計に大きな影響が及んでいるところであります。
また、病院の収支をはかる指標の一つに、減価償却費を除いた医業収支比率というものがありますが、この数値は106.3%であり、同規模の黒字病院における平均値では平成30年度の決算値が未公表ですので、平成29年度の決算平均値では104.8%であり、これを超えた水準を維持しております。
本業の医業収支におきましても、在院日数短縮化に伴う入院収益の減少や、職員増に伴う給与費の増加等により5億1,736万8千円の赤字で、前年度に比べますと2億1,527万6千円の収支悪化となっております。市民病院においては、昨年度より外来診療棟等増改築事業の減価償却費を計上し、収支に影響しておりますが、事業活動における収益性の面では一歩一歩前進しているという印象であります。
現状は、医業収支比率が増加し収支がやや改善したものの、流動比率・当座比率がさらに低下しており、数年来実施してきた医療器械や医療情報システムの整備に伴い、保守点検などの委託費や減価償却費の負担が過重になっています。
本院といたしましては、先ほどお答えいたしました損益分岐点手術件数との乖離は認識しているところではございますけれども、他の医療圏への患者の流出を抑えるとともに、他の病院からの紹介患者さんの積極的な受け入れにより、手術件数の増加につなげるとともに、一方で、材料費などの医業費用の削減などに一層取り組み、医業収支全体でプラスになるよう努めてまいりたいと考えております。 最後に、4項目めでございます。
次に、医業収支比率が平成26年度から徐々に上昇してきている要因はとの質疑に対し、入院患者と外来患者の1人1日当たりの診療単価が上がったことが要因である。平成17年度の入院患者の診療単価は3万5,359円、外来患者は8,043円であったが、29年度の入院患者の診療単価は5万1,073円、外来患者は1万855円となっている。
本業の医業収支におきましても、減価償却費の増加等により3億209万3千円の赤字で、前年度に比べますと1億9,251万4千円の大幅減となっております。 市民病院においては、外来診療棟等増改築事業の完了により、減価償却費が増え赤字の原因となっております。収益性につきましては昨年に比べて改善していることを確認しております。
既に富山市民病院自体が医業収支で約7億円の赤字が生じており、この構造に手当てをせず事業を拡大することは本市の財政に深い傷を与えることになります。 なお、平成29年度には、富山市が新たにまちなか診療所事業を開始しましたが、平成29年度末時点で費用1億871万円に対し、収入は1,954万円にすぎず、単純計算で8,917万円の赤字となっています。